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大人も子どもも科学の眼を育てる

2021.06.28

 

保育環境整備最前線パート3

  先日、一級建築士兼こども環境アドバイザーの井上寿さんが、みつわ保育園、社会福祉法人恵福祉会に来園されました。

その時の学びを一部報告させていただきます。

エアコンが効きにくい

 まず、みつわ保育園に巡回された際、0歳児クラスでの子ども達の様子や、井上さんがいないときに改修したロフトを見てもらいました。その際に、ロフトを置くことで、部屋の空気が巡回しないから、極端に暑い場所、寒い場所ができてしまうという悩みの声が上がりました。

室内は扇風機を全てフル活用していますが、うまく温度の調整ができにくいということでした。

空気の流れを追って・・・

 その時に井上さんはエアコンや換気扇、窓の場所を確認しました。そして空気の流れから、扇風機を切り、換気扇も必要なところだけ機能するようにすると、だんだんと部屋の中が涼しくなってきました。

井上さんから空気の原理を聞きながら、実際にどの窓を開けるか、どの換気扇や扇風機を機能させるか勉強することができました。

確かに扇風機の風が当たると冷えているように感じますが、実際の部屋は暖かい空気がかき混ぜられて暑くなっていることもあるという事でした。

扇風機を消したら部屋が静かに!!

 当たり前だと思っていた扇風機を消すことで、扇風機から発される騒音も軽減でき、より遊びに集中できそうです!

大人も科学する眼をもつことの大切さ

 今回は遊びや生活環境だけではなく、快適に過ごせる方法を学ぶことができました。

大人も科学する眼を養うことで、家庭でも保育施設でも快適に過ごすことができるようになります。

皆さんも空気の流れを考えることで、省エネや快適な生活ができるようになるかもしれませんので、是非確認してみてください(^^)/

「遊道」では引き続き、保育環境の整備について現場の保育者さんと学びを深めていきます!

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