先日、浦添市にある内間みどり保育園さんにて、以前から「やりたいね~」と言っていた、保育環境整備に取り掛かることができました。
こちらの保育園さんもDIYが初めての職員さんが9割ということで、電動工具など初めてとのことでした。まずは、私が見本を作成し職員さんが作り始めました。
初めて触る工具に慎重に、不安そうな顔をしておりました。しかし、インパクトドリルでネジを打ち込むと喜びの声が上がっていました。
今回は、作成個数に対して工具が少ないという状況での作業でしたが、職員さんはそれぞれ工夫し、「今できること」を率先して動いている姿が印象的でした。
例えば、電動やすりが少ないので、紙やすりを使ってサポートするなど、それぞれが時間を持てあますことなく、自分で考えている姿がありました。
作業が慣れてくると、最初は手だけで工具を使っていましたが、身体全体を使って(削りたい場所をより正確にできるよう)操作する職人に見えてしまう方も出てきました。また、最初は1個の作業でかなりの時間がかかっていましたが、コツをつかんでくると「どこまでやるか」「もうOKだ」と自分で判断することができるようになっていました。
実際に自分で行うからこそ、コツをつかみ更に向上させることができます。
最後は完成した棚を0歳児クラスに仮配置して、こんな使い方もどうかな?と提案をさせていただきました。棚を作っただけではなく、使い方を想像したくなるように伝えさせていただきました。
今回は各発達別のサイズで作成しました。配置してみると既存のものがいかに視界を遮っていたかということがわかります。既存の背が高いものは視界を遮らない(死角がない場所)場所に移動してみました。
「遊道」では子どもの状態や保育の状況からお話を伺い、一つ一つの保育施設に合わせた環境を提案させていただきます!