先日、遊道では保育園と共催にて「土のワークショップ」を実施しました。
講師には、沖縄キリスト教短期大学 照屋建太先生そして琉球大学農学部 金城和俊先生 をお招きして沖縄にある土についてレクチャーをしていただきました。
そして、9施設より集まった保育者総勢50名がそれぞれのグループに分かれワークを行いました。
今回は沖縄にある3種類の土を用意しました。
分布場所や特性など、レクチャーを聞きそれぞれの感触を確かめていきます。
土と組み合わせたら良い物を探しに園庭、中庭などへ探検に出かけるチームもありました。
使える物を探す時もこれまたワクワクした感覚と見つけたときの嬉しさを実感することができました。
更に「大人にお願いして用意してもらう」のではなく、「子どもが考え必要な物を探す」ことで、子ども自身が本気で考え造った物への愛着に変わり、物への大切さも育ちます。
ワークの時間はグループで遊びを考えることと、ワークシートに記入も含めた時間でしたが、ワークシートの記入開始が終了時刻5分前となりました。
子どもの気持ちになる貴重な機会となり、子どもへ活動時間の保障・続きができる保障を大人が身をもって体験できた瞬間でした。
今回は「大人が土に触れて遊ぶ」ことを目的に実施しました。
今までは保育(業務)として土に触れたが、このようにじっくり遊ぶ機会がなかったなどの声も聞こえてきました。
まずは大人が自然遊びの楽しさと可能性を感じ、その次に保育の展開を予測しながら環境を整備することができると感じました。
また、大人が身近な物に価値を見いだすことで、子どもにもその感覚が伝播していくと感じました。
ご協力いただきました講師の皆様、参加していただいた保育者の皆様、この度の研修は非常に有意義な時間となりましたこと、心から感謝申し上げます。
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