0歳児や1歳児クラスは発達の幅がありおもちゃも飽きたり早かったりして提供が難しいという声があります。
そこで、同じおもちゃだが、発達の幅に合わせた遊びをのアイデアを提案させていただきました。
早速、作成してくれましたのでご覧ください(^^♪
海の生き物がテーマの作品です。こちらは低い場所から1歳児クラス高月齢にならないと届かない高さへと調整されております。
ハイハイ時期の子どもは下層のものを取り、伝い歩きは目線と同じ高さを取るなど多様な発達に対して対応している作りになっています。
こちらは上層になるにつれて貼る場所がなくなっています。なんとなく貼るのではなく、精密な手指や眼球の操作が必要になる設計です。また、貼る物も大小様々で、貼りやすい、貼りにくい作りになっており自然と子どもが思考できるようになっていますね。
マジックテープ遊びは
〇指先の力
〇目と手の協応動作
〇引き剝がす時の楽しさ(欲求)
〇土台に物を貼る楽しさ(欲求)
〇空間認知力
などを育てることができます。
貼り方・位置・大きさなど工夫すれば5歳児も楽しめるくらいの作品ができますので楽しみながら作成してみてください。
様々な保育素材を製作する中で、子どもの姿から環境整備やおもちゃ作りを考えていくことが大切です。
「遊道」では子どもたちの姿から自作おもちゃなどを提案させていただきます。