徐々に通常保育を再開する保育園が増えてきましたね。子ども達はお家の方から離れることは寂しいけど、大好きな友達と楽しい保育園を心お待ちにしていたのではないでしょうか?
今回は、子どもを成長させる「生活力」についていお話をさせていただきます。
「遊びを軸に子どもの成長を促す」という言葉はよく聞きますが、実は、生活の中に子どもを成長させる要素がたくさん含まれています。
例えば
〇衣服の着脱によるバランス感覚や空間認知力
〇衣服をたたむ動作から目と手の協応性と服の感触からたたみ方を考える社会性
〇食事中のスプーンや箸から手指の発達を育てる
〇食べ物を噛む動作から顎や舌の発達→発音などの動作に連動
〇靴を揃える動作から、「振り返る力」「違和感を感じ取る力」を育てる
〇歯磨きの動作から見えにくい歯を予想しながら磨く
など、身体や感覚の育ちに繋がります。
生活力はただ、機能的な育ちだけではなく、「先を見通す力」「自信」「関連付ける力」が育ちます。特に関連付ける力が育つことで、上記した自信や先を見通す力になり、自分で生活が分かり、生活に必要なことができるようになります。
1歳児クラスからお家でできるお手伝いを見つけてみましょう。例えばゴミ箱にごみを捨ててもらう、テーブルを拭く(仕上げ拭きは大人)、食器を運んでもらう(危険がないもの)など、そしてお手伝いしてもらったら、「嬉しい」「助かった」「ありがとう」と心地よい言葉を伝えてあげましょう。
生活動作は日常のなかでたくさんあるので、意識してみるだけでお家で子どもの育ちを促すことができます。
「遊道」では保育園と共に家庭で子どもを育てられる要素をお伝えしていきます。
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