子ども達が言葉を獲得するうえで、大好きな大人との会話が重要なポイントとなります。
しかし、その言葉はあくまでも基礎になるため、知った言葉を自分の言葉とするためには遊びや生活の中で使い、実感として蓄積することが大切です。
例えば、友だちと一つの物を作るときに、話し合って共通認識を持ちながら活動します。
その中で、言語の蓄積が違う子ども同士で会話をするため、どうやったら伝わるか、相手が何を言っているのかを読み取ろうとするようになります。ここで共通していることは、お互いが「活動に向かって」という事です。友達と生活を営むという事は、言葉の獲得や表現方法を獲得し、試せる場となります。
写真の活動は、チームに分かれてコース作りをしています。
コースを作っている子ども、作ったコースで遊ぶ子どもです。
コース作りを待っている子どもは、それぞれが
〇コースを見て予測を立てる
〇作っている姿から、どうやってやるのかを知ろうとする
〇目をつむったり、後ろを見てコースの完成を楽しみにしている
など、子どもそれぞれの参加方法となっています。
待つ側、活動する側共に繋がるからこそ、活動に気持ちを向けられるようになります。
「遊道」では保育施設にある備品を活用しながら遊びや子どもの姿から意味づけを解説させていただきます。
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