先日、八重瀬町のびる保育園にて、新設園であるしらかわこども園における設計コンセプトの打ち合わせをさせていただきました。

事前に数枚にわたるアンケートを保育者さんにお願いし、それぞれの想いやアイディアを聞き出し、園長・主任・副主任と私で内容をまとめました。

保育者さんから出たアンケートは宝の山で、現状の課題と想い、そして期待がたくさん詰まっていました。

アンケートの言葉一つとっても、大変議論ができ、新園舎・園庭だけではなく既存ののびる保育園の保育を見直す機会となりました。

一人ひとりの感性が大切だと気づかされる

　アンケートを見ていると、子ども達が「楽しめる」「安心する」などの言葉が多くありました。

その人によって「楽しさ」が異なるため、どんな楽しさになるのか、この一言を掘り下げることで、どんな要素が今の施設にあり、今後追加検討した方が良いかなど、議論を深めることができます。

そして、一番盛り上がった？内容は「どんなトイレにしたい？？」という投げかけに、大人の遊び心に火がついて、「○○だったらホッとできるよね」「心をリフレッシュできる場」など、普段考えることのない場所へ改めて目を向けるきっかけになりました。

保育者の想いを建築士さんへ橋渡しさせていただきます。