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環境整備から生まれる文化の継承

2022.02.08

先日、豊見城市にある社会福祉法人金努福祉会にて、環境整備研修第2弾となる「ワークショップ」を開催しました。

今回は、保育室を整備する時に使用する「棚」「コーナー仕切り」を作成しました。

やはり今回も電動工具を使ったことがない方が、大半で初めてインパクトドリルを打ち込む際は歓声?悲鳴?をあげていました。

子どもたちが遊んでいる様子を想像しながら作り上げていく

作業から1時間ほどすると皆さん職人の手つきとなり安全性と製作スピードが格段に上がります。

環境整備から生まれる文化の継承

 作業をしていると、ビスが飛び出してしまい、取り除こうとしてもねじ穴がつぶれてしまい悩んでいるときに、園長先生が、ビスを折る方法を職員さんに実演してくれました。

また、電動工具に慣れてきた職員さんが、まだ使用していない方に使用方法を説明するなど、技術や手法を伝えていました。

今回のワークショップを経て、今後新規の職員さんが入った際も同様に子どもの姿から設置の意図を説明したり、作成方法が文化として伝えられるようになります。

端材の活用が楽しい環境整備

 木材をカットした際に出た端材を使って造作してみました。

子どもたちが遊びで使えるものを製作中
きりんを作りたいけど、どこにビスを打とうか・・・
ミニテーブルを作成したら足がガタツキ調整中

出来上がった端材の作品

じゃんけん大会を開催し、各施設へ持ち帰りました!

最後は想像を膨らめるための仮レイアウト

 完成した棚やコーナー仕切りを保育室に仮配置をして、様々な使い方や可能性を見ていただきました。

やはり写真や話だけでは想像が難しいですが、実際に室内に配置をすることで、自分たちが関わっている子どもを想像しながら具体的なイメージを作ることができます。

「遊道」では引き続き、職員一人一人が目の前の子どもから必要な関りや環境を考えて実践できるようお手伝いをさせていただきます。

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