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縦割りの中での居場所つくり

2023.09.28

 先日、豊見城市にあるもみじ保育園に一級建築士・こども環境アドバイザーの井上寿さんが来園されました。

以前より、保育環境や中庭の立体小上がりなどを製作する中で、事前に今年度の課題と照らし合わせながら何が必要かを議論してきました。その中で、6月より3~5歳児の縦割り集団に移行したことで、関りが増えた一方で5,6歳児が集中して活動できる場所の確保がでてきました。製作などの作り物をするなかで、どうしても低年齢児に壊されてしまい、深まった活動が難しくなるということで、5,6歳児の発達に到達した子どもが安心して遊びこめる場所が欲しいということとなりました。

さて、9時に井上さんが来園され、保育者の想いを聞き、場所を見てデザインを描き始めました。

子どもも保育者もデザインができていく過程を興味津々で見ています。

デザインができ、保育者と確認すると必要な材料の計算に入ります。

その後、丸鋸で切り出し作業が始まり、組みあがっていきます。

保護者が参画できるワークショップ

 今回は心強い助っ人として、4名の保護者が参加してくれました。

保護者にも依頼することで、園の保育についての興味や理解が深まります。

何より、大好きなお父さん、お母さんが作ってくれたロフトとして、子どもも大人も愛着がわきます。

作業を見学できるように子どものギャラリースペースも確保してあります。保育者さん方の子どもへの参画の想いが詰まったワークショップでした。

目指せ!あの窓まで!!

作業を始め17時には完成しました。後日、サンダーなどでメンテナンスをして子どもたちに解禁となります。

子どもたちは、どのように空間を作っていくのかとても楽しみです。気になる方は、実際に園に見学してみてはいかがでしょうか?

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