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奥深い!土山作り

2021.10.08

 先日、豊見城市にある長嶺こども園にて、職員さんが土山作りを行うということで、事前の打ち合わせを行いました。

園庭の環境において、0~5歳児までそれぞれの発達や欲求を満たせる土山ですが、ただ土を盛るだけではなく、子どもの発達や行動を予測しながら計画することで、斜面の角度やタイヤの入れ方が変わっていきます。

0,1歳児クラスが登ってもヒヤヒヤしない工夫

 4,5歳児クラスが満足できるように高い山を作ったら、0,1歳児クラスが簡単に登り見ている保育者が怖くなってその場につかないといけない状態になったという話はよく聞きます。高い山で登りやすければ、高這いができる0歳児クラスの子どもでも簡単に登ってしまいます。そして、山の急斜面や大きな段差から転げ落ちる可能性もあります。

各発達を意識して、また大人が近くで張り付かなくてもよい状態の設計が必要になります。

土山作り、奥が深いです。

土山作りには参加できなかったのですが、仕事の合間に立ち寄ると、各場所に工夫が施された土山が進行中でした。

園長先生がユンボを操作し、土山が整備されていきます。

業者ではなく、保育者が自ら環境の計画や整備を行うことで、メンテナンスや子ども達の状況に応じてその都度整備することが可能です。

子どもたちがどのように遊ぶか楽しみですね!また、姉妹園の0,1,2歳児クラスも遊びに来る予定ですので、異年齢交流にも環境整備が役立ちます。

「遊道」では保育環境を整備する際に保育者への安心・安全や子どもの発達の連続性を軸に共通理解をしていただき皆で考えて試行できる組織作りのお手伝いをさせていただきます。

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