先日、八重瀬町にある「のびる保育園」を巡回した際のことです。0歳児クラスで新聞紙を使った活動を行いました。
こどもたちは、新聞紙を思い切りちぎったり、裂いたり、クシャクシャに丸めたり……。指先や体全体を使い、カサカサという音や感触を味わいながら、まさに「新聞紙との応答」していました。
そんな中、私が広げていた新聞紙の「地図」を見ていると、満1歳を過ぎたA児が寄ってきて、地図を見ていました。

地図に描かれた木や車、馬、シーサーを指さしながら、言葉を発しているA児。いくつかシーサーを見つけたところで、ふと、A児の視線がすぐ上の棚へと向きました。
彼女がそこから取り出したのは、なんと「牛乳パックで作られたシーサー(獅子)」。

A児は、紙の上の平面的なイラストと、目の前にある立体的なシーサーを結びつけ、「ここにもあるよ!」と言わんばかりの表情でシーサーを取り出し見せてくれました。
ただ「遊ぶ」だけでなく、自分の中にある知識(既知のシーサー)と、目の前の発見(地図のシーサー)をリンクさせる。「関連性の芽生え」を感じました。

今回、特に心に響いたのは、A児がそれを自分一人の発見で終わらせず、「人に伝えたい」という姿を見せてくれたことです。
「これとこれは同じだね」という発見を共有する喜び。こうした小さな「結びつき」の積み重ねが、言葉の育ちや世界への好奇心を育んでいくのだと、改めて教えられたひとときでした。
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