先日、那覇市にあるあさひ保育園にてワークショップを行いました。
今回は、各チームで必要なものや場所を作ることになり、保護者の協力を得ながら作業が始まりました。
以前より活用した居場所があるとのことで、そこを安全性とこどもの登る欲求・個室的な視線を遮れることを保障できる場所にしようということになりました。
そして、以前まで使っていた柵が、ぴったり活用できることも判明し、作業が始まりました。
園庭と室内用の水筒かけを作る班は、水筒をひっかける場所をお父さんが磨いてくれました。なんと思わず触ってみたくなるほど、つるつるに磨いてくれました。

もう少し、つながりがあり、登ってみたくなる形に改修をしました。
before

after
登る個所を増やしたり、木までつなげたりそれぞれの成長に応えられるような遊びごたえの場所にしてみました。

今までは、講師が中心となり環境の提案を行ってきましたが、徐々に保育者が「こうしたい」と考え、実際に計画できるようになることで、園全体の細やかな部分の整備ができるようになります。それぞれの決めたことをその都度議論しながら自分たちで保育をデザインできる組織風土がとても大切になります。保育環境の整備は、そんな風土を作るための一つのツールとなります。
「遊道」では、保育環境の整備を通じて、保育者の議論を通じて、保育をデザインできる実感と可能性を伝えていきます。
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