先日、南城市にある以和貴保育園にて、1歳児クラスの保育環境を見直したいとの連絡をいただきました。
現在、1歳児クラスは朝夕の延長保育場所にもなっており、0~4歳児が集う時間にそれぞれの空間を提供したいとの想いから、また日常的に1歳児クラスでの活動の幅を広げたいという想いから、ロフトと小上がりを作ることになりました。
事前にロフトや小上がりの場所を議論していると、目に飛び込んできた窓からの景色・・・。沖縄の海や空が鮮やかに見えるのですが、おとなの目線なので、こどもたちは自力で見ることができません。
またもう一方の窓からは道路が見えます。車好きのこどもや、延長時間中に保護者の車を心待ちに見て待てる場所になると考えて場所を選びました。過ごす場所だけではなく、窓からの景色も保育の材料になります。
それぞれに高さを設定し、登り方も変化がつけられるように進入口を工夫します。
最後はおとなが身をもって体験します。
隠れ家も作ってみました。
小上がりは特に0歳1歳のハイハイ期のこどもたちが登れる段差と斜面付きで作成しました。
こどもたちはどんな反応をするのか、こどもの活動の変化を感じながら更にどうしたらこどもにとって善い空間になるのか、保育を議論する材料になることを願っております。
「遊道」では、保育環境の整備を活用しながら保育の議論が深まるようサポートいたします。
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