先日、宜野湾市にある赤道あおぞら保育園で、ワークショップを行いました。
01歳児保育室に布団置きの機能も備えたロフトを作ろうという議論が進み、1階部分に個室、斜面と階段、2階に登るための通路を設置し、2階は一部展望個室、その横にこどもたちの布団を置く場所にして、設計を行いました。
以前から使用していた金属製のお布団置きは、こどもがぶつかったり、乗ったりするとおとなが安心できないため上記のような仕様のロフトを検討しました。
今回は、ロフト班、01歳児のテーブル・イス班に分かれて作業を行いました。
数年前から自作の環境に取り組んでいるため、手慣れた様子で作業をしていきます。


順調に作業が進み、昼休憩の最中、「せっかくの2階が、布団置きではもったいないな~」という議論が始まり、今後のこどもたちの姿も踏まえて、急遽布団置きから、2つ目の部屋に仕様変更することになりました。
作りながらこどもの姿を想像し、もっと善い方法を思いつき、議論できることがワークショップの重要な要素だと改めて実感しました。
更に作業を進めるうちに、壁にコロコロコースターを設置しようという案が浮上し、ちょっとうまくいかないコロコロコースターを設置してみました。

1階個室は議論の末、絵本コーナー風にしてみようということで、ベンチと絵本置きを作りました。

ここに至るまでに保育の流れ、場所、こどもそれぞれの欲求をどうしたいか、おとなの安心について、こどもにとっての価値やリスクなど半年ほどかけて議論があり、01歳児を区別していた柵も撤去をして、新しいことへの挑戦が始まりました。
作ってからが始まりということで、これからこの環境がこどもにどう馴染んでいくのか、とても楽しみです。
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