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ハイハイ不足とケガの関係について

2019.10.23

保護者の方より「子どもが何もないところで転び、アゴを怪我した。子どもの運動不足が原因ですか?」という質問をいただきました。

まず、人間には転倒した時にとっさに手が出て、一番大切な頭や顔を守る機能(保護伸展反応)があります。ただし最近では「ハイハイ不足」または「変なハイハイ」によって両腕を使う経験が少なくなっている場合があります。その場合、転倒しても手や腕を瞬時に出すことが難しくなったり、仮に手が出ても自分の体重を支えられず顔面や頭部のケガに繋がりやすくなったりします。

現代では運動不足というよりも、本来の発達の道筋に応じ使うべき機能を使わなくても良い生活になってしまっていることが一因かもしれません。

また、生活環境もタタミの生活からフローリングとなり、這う遊びや立つ時に腕を使うなどの機会が減っている可能性もあります。

遊道では0歳児~学童までハイハイ遊びなどを楽しく導入しております。ハイハイ遊びをたっぷり行うことで、怪我の予防や生活動作の向上、たくさん遊べるための基礎作りを行っていきます。

ご家庭でもイスの下や段ボールでトンネルを作るなどして、ハイハイ遊びをしてみてください!

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ハイハイが生活に必要な力になります

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