紙風船、大人にとって懐かしい遊びですね。
そんな紙風船から育ちの要素を考えてみましょう。
紙風船は力加減によっては簡単に空気が抜けて潰れた状態になります。
紙風船を持つ、投げる、手で打つことを行うことで、力のバランスや相手(紙風船)の特性を想像することができます。社会性の育ちにも連動します。
0歳児クラスの高月齢であれば、そっと紙風船を持ち投げたり運ぶことができます。
※誤飲が起こらないようにご注意下さい※
3歳になると簡単なキャッチボールができるようになるかもしれません。
4歳児後半くらいからバレーボールのように弾いて遊べるようになるかもしれません。
このように各発達において使い方が変わるので、同じ遊具でも様々な活動を想像することができます。
少し潰れかけた紙風船を手で弾いていると、不思議と空気が入り丸くなる不思議な現象を体験することができます。手で弾いたら空気が抜ける!!と思い込んでいる子どもには考えるきっかけになるかもしれません。
紙風船に空気を入れる時も肺活量や口や唇の使い方など考えなければいけません。
とっても単純なおもちゃではありますが、奥深く楽しめると思いますので、ご家庭で楽しんでみてください。
大人も紙風船を手で弾いていると、なんだか懐かしい気持ちになれますよ( ^∀^)