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大人と共に食事をする大切さ

2022.09.15

先日、巡回園の保護者の方より相談をいただきました。

子どもの食が細くて・・・。

お子さんが小食でなかなかご飯を食べてくれないという内容でした。

話を聞いていくと、日中は園でしっかりと活動し、休日は公園などで積極的に体を動かして、

空腹を感じるようにしているのだけれども、食事になるとほとんど食べてくれないとのこと。

また、おやつなどの間食を聞くと、おやつにも興味が薄いようでした。

7つの「こ食」のうちの「子食」「孤食」に注目

 「子食」とは大人は近くにいるが、子どもだけで食事をすることを指します。

一方「孤食」とは大人が存在せず、子どもだけで食事をすることを指します。

今回話を聞いていると、大人はいるが、子どもだけで食事をする「子食」の状態であることが分かりました。

大人の姿に憧れや興味を持つ

 子どもと大人が共に食事をすることで、大人の食べているもの(行動そのもの)に興味を持つようになります。

その時に食材の情報や「おいしい」「あまい」「すっぱい」などの感情の言葉を伝えることで、更に食べながら「これがあまい・・・か」と言葉と味覚のすり合わせを行います。

また、大人が嬉しそうに、美味しそうに食べることで、食事そのものへの興味へと繋がる可能性があることをお伝えしました。

どうしても、子どもと一緒に食事をすると、時間が取られて家事が遅れる、大人がゆっくり食事をできないなどがありますが、

早めの行動で共に食事をとれるようにすると良いでしょう。

更には大人が噛んで飲み込む姿や箸やスプーンを使う姿など、共に食事をことで子どもの成長を促すことができます。

是非、お試しください。

 

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