先日、巡回園の保護者の方より質問を頂きましたのでお答え致します(^^)/
うちの子は何もない所でもよく転びます。保育園でもかけっこ中に転んだり、散歩中に転ぶなど怪我をしやすいようです。なにか家庭でできることはありますか??
お子さんの情報:3歳児クラス 男児
転びやすくなる要因として以下のことが考えらえます。
〇足に合わない靴:歩行動作の異変
〇歩きにくい靴:歩行動作の異変
〇平面活動が多い:足を地面に擦るようにして歩く、上を向いて歩いている
〇乳児期のハイハイ不足:上半身、下半身の連動が難しい状態
〇内股が強く足がもつれやすい:骨格の異変
〇寝不足:脳の情報処理力が低下して、環境に対して考えにくくなる
〇メディアの多様:遠近感など空間認知力の低下
〇先天的な股関節の脱臼
など、様々な要因が考えられます。
今回のお子さんは内股が強く歩いていると、自分の足が引っかかり転倒しやすい状況でした。このような場合は、足の動作だけではなく骨格(股関節)をしっかり開閉できるように促すことが良いでしょう。また、公園などでは積極的に遊びにくいことが分かりました。
例えば階段上り、また階段だと高さがないため、自分のヘソ上くらいの段差を上る運動も良いでしょう。
また、斜面登りを積極的に行うことで、足指が刺激され本来使われる筋肉が稼働できるようになります。
ただし、大切なことは子どもだけで遊ばせるのではなく、大人が一緒に遊ぶことが必要です。大好きなお父さん、お母さんが楽しそうに遊ぶことで子ども達は安心して活動ができるようになるでしょう。
「遊道」では引き続き、保護者の方を全力でサポートさせていただきます。
※保護者の方に許可を得て掲載しております※