先日、園庭整備を検討している園の保育者さんより質問を頂きました。
この悩みは、どこの施設でもよく聞かれるため、参考にしていただければ幸いです。
質問の内容は、園庭整備を行うことで、今までやっていた集団遊びができなくなるから、複数の保育者が不安に感じているとのことでした。
私たちが成長の中で経験してきた集団遊びは広場を利用するものがほとんどでした。
鬼ごっこ、サッカー、野球、ドッジボール、陣取りなど。比較的広く、平坦である場合が多かったかと思います。
これらは、環境に合わせて考案されたものが多く、デコボコや複雑な地形向きとしては考えられていないことがあります。
広場がないと集団遊びができないという思考から、 自園の園庭ではどんな集団遊びができるのか、環境を活用して新たに集団遊びを考えることが必要です。その中で、きっかけは大人が作ることが多いですが、徐々に大人がいなくても可能な状況へ、そして子どもたちの文化として継承できるような集団遊びを考案してみてはいかがでしょうか?
もう一方の考え方としては、今まで行っていた集団遊びを整備した園庭で行うことも良いかもしれません。
築山を利用した鬼ごっこなどは、立体感やより足指、体幹などの成長が期待できます。
ドッジボールのような遊びも土山で行えば、傾斜の力を利用してより子どもの育ちを促せる可能性があります。
新しい集団遊びの考案と共に今までの集団遊びも活用できるよう議論をしてみてはいかがでしょうか?
「遊道」ではそれぞれの園庭を活用した遊びを提案させていただきます。
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