子ども達にとって収穫も発達を促すことに役立ちます。今回はシークワーサー狩りを例としてご紹介します。
シークワーサーは木にたくさん実っており、子ども達は大喜びです。早速、シークワーサーを採ろうとするのですが、ただ引っ張ってもうまく取れません。先生の話では何回か捻って採るそうです。
子ども達は片手で枝を掴み、もう片手でシークワーサーを掴み回転させていき、ヘタのところで上手に採ることができるようになっていました。
この収穫に総合的な育ちを伺うことができました。
例えば、シークワーサーを回転させる時の手首の捻り方や力加減などの育ち。また、足場が悪いのでバランスをとりながらの収穫。更には葉と同色のシークワーサーを見つける力、待っている友達のために採り過ぎないという相手を気遣うことも育ちます。
シークワーサーを収穫していると、いろんな虫も発見できました。このように1つの活動には様々な育ちが含まれていることを頭に置きながら保育イベントなどを考えることが大切です。
最後にシークワーサーの葉を指でこするとシークワーサーの香りが漂いました。