先日、宜野湾市にあるゆうわ認定こども園にて、ワークショップを行いました。
今回は以上児園庭・未満児園庭にそれぞれの居場所を作りたいということで、数ヶ月前から議論をし、実施することになりました。
保育環境の整備は、今まで保育者のみで行ってきましたが、保護者にも声をかけ、10名以上の方が参加し作業することとなりました。
未満児園庭にはこどもが集える場所が必要ということで、それぞれの用途に合わした小上がりを2カ所作りました。
1カ所は、以前よりこどもが手すりに足をかけて登るため、それを毎回注意することをやめたいという願いからスロープの手すりを利用した小上がりを作成しました。
2カ所目は、コンクリートがむき出しになっている面を減らし、集える場所を作りたいとの願いから、木を中心に遊びが展開できる小上がりを作成しました。
以上児園庭は0~5歳児までが集って遊べる小屋を作りました。
1階部分はカフェのような仕様と1歳児でも登り応えがある中二階、そして隠れられる穴を作りました。
2階に登るためには、それぞれ登り方が異なる1600と1300の高さをよじ登らなければなりません。
2階にはカウンターテーブルが設置されていて、様々な遊びの展開が期待できます。
当日は木材の発注が間に合わず未完成の状態となっていますが、後日、改めて完成を目指します!!
今回、保護者の方に協力を依頼したことで、保護者が園の想いを感じるきっかけの一つになると感じました。
そして、その作業を見守るこども達、大好きな保護者が関わってくれたことにより、一層愛着のある環境へとつながります。
休憩中、食事中、作業中にそれぞれの場所でたくさんの会話があり、職種を問わずこどもに関わる大人が、こどもの成長を願って一丸となれる取り組み、これからも続けていきたいです。
近日、完成予定のため、気になる方は実際に園見学をしてみてはいかがでしょうか?
「遊道」ではこどもに関わる大人の力を借りながら、保育環境整備のお手伝いをさせていただきます。