保育園の備品を今一度見直してみることで、不慮の事故を回避することができます。
タンバリンを例にとって考えてみましょう。
年季が入ったものだと、昭和から使っている(園にある)ものも時々見かけます。
古いものが悪いのではなく、状態を把握することが大切です。
特にタンバリンは、釘によって音のなる金属部分が括られています。
この部分が劣化してくると、ふとした衝撃で、釘部分が外れてしまいます。床に落ちて子どもが踏んだ場合、ケガにつながる可能性が高くなるので、半年又は1年に1回は確認していきましょう。
それ以外にも平均台や巧技台、鉄棒、棚、アスレチック、三輪車など様々な生活や遊び用品に目を向けていきましょう。
上記に確認は定期的にと記載しましたが、実際は活動の際に職員が気づき、それを職務会などで伝えて対策を講じたり、職務会まででは、伝え忘れてしまうことがあったりするので、遊具点検BOXと名付け、その都度気づいた職員が、用紙に記載しBOXに入れるなどの「気づいたら行動できやすい」環境を作ってもよいでしょう。
定期的に全体で確認そして、日々の中で注意を向けることで、子ども達がより思い切り保育園で活動できるようになると思います。
「遊道」も活動をした際の遊具の状況や危険な部分など、発見時にはお伝えさせていただきます。