先日、豊見城市にあるもみじ保育園の中庭にて、ワークショップを行いました。
中庭には、これまでパーラー(屋台)や小上がりロフトなどが設置され、子ども達の活動の幅を広げてきましたが、一つ毎年の悩みがありました。
地面には人工芝がありますが、日中の照りつける太陽の熱を吸収し、かなりの温度になるとのことで、日除けを設置することとなりました。日除けには、グリーンカーテができるよう、バタフライピーやパッションフルーツなどの植物を巻き付けるようにしていきます。
完成後、パーラーの横に設置するとおしゃれなカフェ風になりました。植物が育ち、グリーンカーテンとなるまでの間は、よしずなどで日除けを作ります。
次に取りかかった作業は、コンビカー置き場。
ただ、車庫だけを作ってももったいないので、登ってもOKの車庫を作りました。コンビカーが出払っていたら、隠れ家にもなる場所です。
保育者さんが事前に材料を切り出してくれていたので、それぞれの作業が早めに終了したので、保育者さん達より「園庭のおもちゃ置き場を充実させたい」との声から、棚作りや以前、作成した平均台をより安全な形に改修する作業までできました。
保育環境の方向性や意図がわかってくると、自分たちで子どもの姿からどんな保育環境が必要かを考えられるようになります。
「遊道」では保育環境はあくまでも組織作りにおける子どもを中心とした議論ができるための手段として提案させていただいております。