先日、宜野湾市にある赤道あおぞら保育園にて、保育環境の整備を行いました。
こちらの園では過去にL字コーナー仕切や棚を作成し、子どもが自主的に選べ自発的に活動できる環境を試してまいりました。
今回は、3,4,5歳児が共に過ごす環境にて、主に5歳が集中して活動ができる空間が必要かもという意見から、ロフト作りを行いました。
簡単すぎたら誰でも登れてしまう。難しすぎたら危険では??など、様々な議論が出て、3~4回ロフトの設計図を修正しながらそして、時には他園を見学しロフトの機能を確認しながら進めていきました。
ロフトの設計を考えると同時に、どこまでならば大人が安心できるか、ここまでなら挑戦させられそうかも。と普段は漠然と「危険=いけないこと」と考えていたことについて、職員一人ひとりが意識することで、皆で安心安全の共通理解が進んでいきました。
そして設計の中で様々な工夫を行い、リスクの範囲や対象の想像をして設計図が完成しました。
0,1,2歳児クラスの職員さんがL字コーナー仕切と棚を増産しておりました。
後日、子ども達がどのような反応を見せてくれるか非常に楽しみです。
「遊道」では子どもの姿や保育者の想いを聞き、保育環境・保育の流れ・保育行事・組織づくりなどの提案をさせていただきます。