先日、八重瀬町にあるやえせ北保育園さんに伺った際、園庭にある物ができていました。
よく見ると、四角い形の泥でできた何かがありますね。
そう!こちらです。泥から作った「窯」です。
100パーセント地面の泥から作った「窯」となり雨が降れば元の泥に戻ってしまうというものです。
現在は、この窯から鈴やオカリナ、置物などの作品が生まれているようです。泥をこねて形を作り、2週間程度乾燥させるそうです。その待っている時間も楽しみになりますね。
火が入っていないときは、この周囲でおままごとが営まれていました。窯の上にフライパンを載せて熱々の料理を作っているようです。
5歳児の男の子で陶芸に目覚め、毎日泥コネをしている子どもがいるとのことでした。話を聞いていると、新しい土を入れた際に同じ泥(クチャ)「土がざらざらしている」「この土、においがする」など見た目は同じなのに変化を感じ取ったとのことでした。
また、泥遊びは異年齢の関わりに発展しているとのことでした。また、散歩の際や家庭で遊びに行った際には燃料にする「木や葉っぱ」を探すようになっているとのことでした。
このように土(泥)にひと工夫するだけで、遊びや関わりが広がっていく様子を聞かせてもらいました。
作品は後日、巡回した際に撮影してきたいと思います。