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遊びの中で見つかっていくもの

2025.12.15

 先日、遊道実践にて、新聞紙を中心とした活動が行われました。

大量の新聞紙に、セロハンテープや養生テープ。
それらが場に用意され、異年齢のこどもたちが集まってきます。
作ることと味わうことが同時に起こり、手を動かしながら、次の思いつきが少しずつ生まれていきました。

音に気づき伝えたくなる

「見て〜、音がなる」

そんな声とともに、広告チラシで作られた棒が差し出されました。
握るとペコペコと音が鳴り、その不思議さに気づいたようです。

気づきはその場に留まらず、まわりの人へと伝えられていきました。
声をかけられた人からは「うわ、本当に音がする!」という反応が返り、今度は鳴らし方を変えながら、さまざまな音が試されていきます。

新聞紙と広告チラシ。
似ているようで違う素材の感触や音の違いも、自然と感じ取られていきました。

<新聞紙と広告チラシの素材の違い>

ヘビから広がる比べる・見立てる遊び

 新聞紙でヘビが作られていると、「僕も作る」という声が重なり、次々と長いヘビが生まれていきました。

「どっちが長いか比べよう」
その一言から、ヘビの長さ比べが始まります。

少し短いことに気づくと、「ちょっと待って」と新聞紙が足され、再び確かめられていきます。
「こっちの方が長い」「こっちは太い」
同じ新聞紙からできているからこそ、違いが際立って見えてきます。

やがて、「これはお父さんヘビ」「こっちはお兄ちゃん」「これは赤ちゃんね」と、作ったものから関係性の物語が立ち上がっていきました。

片づけの中で生まれる工夫

 活動の終わり、床に散らばった新聞紙を集めていると、
手作りのモップや掃除機のようなものが作られていきました。

床と新聞紙の摩擦、棒の強さ。
使う中でそれらが感じ取られ、持ち方や押し方が何度も試されていきます。
大小さまざまな新聞紙が、工夫とともに集められていきました。

同じ新聞紙とセロハンテープ、養生テープであっても、
味わわれ方は一人ひとり異なります。

保育者は、こどもたちがどのように感じ、どのように遊びが展開していっているのかを想像しながら、
その思いつきや広がりを成長として受けとめていくことが大切にされます。

「遊道」では、身近にある素材を通して、
気づきやつながりが自然と立ち上がっていく活動を提案しています。

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