先日、巡回園の保護者の方より、1歳2か月の子どもがいるのだが、ハイハイからまだ、立ち歩きに移行しないことが心配だとの相談を受けました。
一人一人によって様々ですが、だいたいゆっくりのお子さんで1歳6カ月程度まで様子を見ていても良いでしょう。
ただし、ハイハイや高這いを積極的に行っているかという視点が大切になります。
人間は「上半身の発育」から「下半身の発育」へ向かいます。
ハイハイ動作は歩くためのバランスや転倒時に顔を防御するための筋力を育てるためにとても大切な基礎運動となります。
身体の関節が柔らかいお子さんは、自分の身体を制御することに人一倍エネルギーを必要としている可能性があります。
無理やり立たせるのではなく、上記のハイハイ動作をたくさん行い、体幹や腕の力を育てていきましょう!
例えば段ボールでトンネルを作ってハイハイを促すようにすると良いでしょう。その時に、段ボールなどにのぞき穴などを開けて、遊び場として活用することもおススメです。また、芝生や斜面などのある公園などでハイハイ遊びを行っても良いでしょう。
我が子が早く立ち歩く姿を見たい気持ちはわかります。ただし、ハイハイなどはしっかり歩けるための準備期間として見守っていただければと思います。
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