「遊道」が巡回した際に、保育環境を観察する「遊道サポートプログラム」では、特に0,1歳児クラスの環境での子どもが挑戦できる環境が整っているかどうかを観察しアドバイスさせていただきます。
挑戦という言葉を使うと、高度なことをやらせるという印象ですが、挑戦というのは子どもが「試してみたい」「もう一回やってみた」と思える環境です。環境が整備しやすい保育施設であれば、0歳1歳児用のロフトなどが挑戦する環境としてわかりやすいですが、よじ登りや急斜面などのロフトだけではなく、普段使うおもちゃもでも「挑戦」を引き出すことが可能です。
今回は家庭でもできる0,1歳児の挑戦できる環境をお伝えさせていただきます。
南風原町 マイフレンズ保育園0,1歳児クラスの作品
ただ1か所だけの穴に入れることも楽しいですが、このように高さや大きさ、角度を変えることでその時々の子どもたちの気持ちや欲求を満たすことができます。
疲れた時は低い位置の穴に入れて、繰り返しの安心感を得て、挑戦したいときは高い位置の穴に入れるなど、気分によって遊べます。
また角度をつけることで、縦に入れるための角度調整など繊細な活動となります。
おもちゃは子どもを遊ばせる道具ではなく、子どもを成長させるとともに気持ちに沿う相棒としての視点で見ていくと、より心身の対話が促されていきます。
「遊道」では保育施設や家庭で活用できる手作りおもちゃを配信させていただきます。
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