先日、第9回目の保育の研究会、「遊心会」が開催されました。
昨年に続き、開催園に1日保育者として、留学をする保育留学を行い、他園の保育を実際に体験できるように企画しました。
今回は、豊見城市 長嶺こども園(345歳異年齢)つぼみ事業所内保育園(012異年齢)にて留学及び研究会を行いました。
今回の主催園では、以前より「リスクコミュニケーション 保育の価値とリスク」について、取り組んでおり、日頃からの安全点検や議論の過程、保護者への随時周知などを行っています。その取り組みがとても細かく、わかりやすく掲示してくれていました。
また、遊心会も9回目となるため、保育環境よりも「どういった意図で環境を設置したのか」「どんな遊びに展開するのか」など、意図や活動の展開を聞くなど、より深まった会話が見学時に聞かれました。保育者の視点も自園のこども達を想像しながら話していたのかなと感じました。
実際にロフトに登り、こどもの視界や安全性とその理由を体験する方もいます。
遊心会が始まり、保育留学者からの話や主催園の保育者への質問、保育の悩みなど、様々な話し合いが行われました。
そして、保育留学は、留学者だけではなく、受け入れる側も事前に自園の保育を皆で確認できる大切な場となり、更に外部より意見をもらえることで、価値に気づき、試せるきっかけの場となることをそれぞれの発表者が伝えていました。
互恵的な関係性を継続的に、できるだけ自然な形で行える、とても素敵な会となりました。