先日、宜野湾市にあるゆうわ認定こども園にて、ワークショップを行いました。
「こどもがホッとできる隠れ家があったら、安心するかも!?」
「挑戦と共に5歳児の居場所があれば」
「縦空間を利用して、こどもの活動範囲を広げられたら」
など、半年前より議論を重ね、何度も場所や仕様の検討を行ってきました。
そして、「3歳から入ることができ、リラックスを目的としたロフト」と「5歳または4歳後半期から入ることができ、挑戦と表現の場」として、2種類のロフトを作成することとなりました。
今回も多くの保護者の方が参加をしてくれました。
多くのおじいちゃんも参加してくださり、孫のため!とインパクトを片手に作業が進みます。
リラックスロフトを作成中、高やさ予想以上にコンパクトな形状となったため、高さを出し、小上がりを追加しました。
このように「指定されたもを組み立てる」ではなく、「作りながら、こどもの姿を想像し、形を変えていく」ことがとても重要です。
そこには、保育者の議論があり、その都度話し合いながら調整をしていきます。
チャレンジロフトは、高さ1700という壁を助走が使えない状況で登らないといけません。
挑戦したい保育者の方々に登ってもらい、ロフトの耐久性をチェックしていきます。
無事、6名の保育者がよじ登り、重みにも耐えられることが確認できました。
鉄棒がなくても、懸垂力が育つことが、環境から身体作りのできる特徴です。
ロフトの中は、ただ登り降りをする場所では無く、好きなことを楽しめ場となっています。
当日は、01歳児用テーブル・イスや345歳児のラキューやレゴを入れて遊ぶ雀卓テーブル・ロングテーブル・立って作業ができるテーブルなど、余った材木を利用して、たくさんの小物も同時に作ることができました。
こどもたちがどのように環境と関わるのか、とても楽しみです。
「遊道」では、こどもの姿を軸に保育者と議論をしながら、環境の提案を行っていきます。