先日、那覇市にあるあさひ保育園にて、ワークショップを行いました。
今回は、製作途中にある物を仕上げる作業を行いました。
既に一人でコーナー仕切りを組み立てられるほど、スキルが上達した保育者さんもいました。
そんな最中、園庭のパーゴラに日よけの植物を取り替えていていた保育者さんが、「この隙間から空を見るとおもしろい」という発見をしていました。
私も覗いてみると、月桃の葉っぱの隙間から、青い空が見えます。葉っぱの重なり合った場所は色が変わったり、それより高い位置の別の木の枝など、「ここで寝そべってぼーっとしたら、さぞかし気持ちがよいな~」と感じました。
先日、書籍を読んでいたところ、「いいことおもいついた!」という状況は、頑張ってもひらめくことは難しく、何気ない作業やぼーっとできる時間に様々なことが、頭の中で回想され、そしてひらめく という内容でした。
やはりこどももおとなも時間的な余裕が生まれる保育の内容やおとなの感性がこどもに伝播していくことの大切さを感じました。
余った端切れで園庭用の動物宿舎(肉食舎、草食舎)を作ると、保育室内でもほしいと、議論が始まり新たな作業が始まりました。