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抱っこから始まる心身の育ち

2019.10.10

最近、抱っこが不慣れな子どもが増えてきているように感じます。保護者の方に話を聞くと抱っこをしているというのですが、よく聞くと抱っこ紐やスリングを使用しているという内容が多いことを感じました。今回は、そんな抱っこの重要性をお伝えさせていただきます。

抱っこから刺激される発達

〇抱っこ時の足の巻きつけ方 → 骨格を整える(動ける身体の基礎を作る)

〇6ヶ月から始まる頭部を守る発達 → 危険を察知し身を守る

  など

基本的な発達を確認することができます。

最初は抱っこの時に足が巻き付かなくても、根気よく毎日促すことで、自然と足の機能を使うことができるようになってきます。

また、抱っこ時の足はO脚や内股と言った力をバランスよく使うため、将来の土踏まずの発生や骨格を整えることにとても大切な動作となります。

ただ、子どもをあやすために抱っこをするのではなく、子どもの発達や機能の確認や促しをするという位置づけになるとよいでしょう。

抱っこから周囲を知る力が育つ

抱っこをすると目線が高くなり、様々なものを見ることができます。ただ視覚的な刺激だけではなく、抱っこされながら大人が階段を上る、悪路を歩く、急ぎ足で歩く などを行うことで、大人の身体の使い方から微妙な差異を感じて、大人の筋肉の使い方や、急ぎ足では「何故、急ぎ足になるのか」心情を察しとるようになります。

抱っこを通して、「心の共有と意味づけ」ができるようになってきます。

「遊道」では特別な何かではなく、日々の活動の大切さを保育士、保護者の方へサポートさせていただきます。

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