〒901-0241 沖縄県豊見城市豊見城1004-1-409

Q&A「環境整備に踏み出せない」

2019.12.11

保育士さんより質問をいただきましたので共有させていただきます。

Q,遊道の保育士セッションの後、0,1歳児クラスの子ども達が身体を動かしたい欲求を満たせるように室内に身体を動かす場所を確保したいと保育士間で話し合いをしました。

どこに何を配置するか、どこが危険で保育士が見守る場所かを話し合いました。

今回は巧技台やマットを活用しようと早速配置したのですが、保育園全体で使用する巧技台やマットを0,1歳児クラスだけに置くと、他のクラスが使いたいときにできなくなるのではないかと話になりました。他のクラスが使う時だけ解体しようかと言う話もありましたが、それでは「常に子どもが遊べる環境」ではないと言うことで、足踏みをしてしまっています。園長先生に0,1歳児クラス用の巧技台やマットを購入してもらった方が良いでしょうか? 

保育用品以外に目を向ける

環境に関して保育士さん達で議論がされて素晴らしい職場だと感じました。また、どのようにしたら、「常に子どもが遊べる環境」が実現できるのかを考える姿勢も子ども達に添った保育に近づけると思います。

 保育用品は質問にもあったように園全体での共有物ということが多く、他のクラスの活動に左右される可能性は高いです。まずは代替え品で可能かどうかを考えてみましょう。

デコボコ道で巧技台や跳び箱、マットを使用していましたが、それを牛乳パックに新聞紙や牛乳パックを詰めて作成した手作り平均台を土台にしても良いと思います。

また、マットの代わりに生活用品店にあるマットレスを使用しても良いでしょう。

トンネルを設置したければ既製品ではなく、ダンボールなどでトンネルを作っても良いです。

このように代替品を探すことで、他の学年に気を遣わずに環境を整えられるかもしれません。

作り変える楽しさ

自作の環境は比較的簡単に作り変えることが可能です。発達に合わせて難易度を変えたり、傷付いてきたら修復も自分たちで行ったりすることが可能です。自分たちで作ったからこそ、環境の変化を想像しながら作り変えることも可能です。

「遊道」では引き続き、保育士さんの想いを実現できるようにお手伝いをさせて頂きます。

テーマ別ブログ

保育と育ち
保育環境
保育士研修
未満児関連
おすすめ遊び紹介
保育行事
手作りおもちゃ
保育士QansA
保護者QansA
さんご
さんご
さんご