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活動が魅力的になるコツ

2019.11.26


子どもが遊びに興味、関心を示しにくい

 保育現場では上記の様な声が実際に聞かれます。確かに子ども達は10人いれば10通りの価値観を持っています。趣味、趣向、体力、運動機能、認識力、危険察知能力、家庭背景など様々です。また、「楽しい」という感覚もそれぞれ異なります。でも保育士さんは子ども達にいろんなことを体験したり知ってほしかったりして遊びを提供します。今回はそんなちょっとした工夫で保育が魅力的になるコツをお伝えします。

保育士さんの表情がポイント

 例えば保育士さんが

 〇疲れた表情で

 〇困った表情で

 〇怒った表情で

 〇関心がない表情で

 〇無表情で

 〇焦った表情で

 〇自信がない表情で

 〇眠そうな表情で

 〇無気力な表情で

などの表情で「楽しい遊び」を提供しようとしていたら、子ども達は表情を察して「楽しくなさそう」と感じてしまうかもしれません。大人でも買い物や飲食店に行った際、店員さんの表情が上記の様であれば「この店は・・・」なんて思ってしまうでしょう。

保育士さんが

 〇楽しそうな表情で

 〇ワクワクしている表情で

 〇やりたくてたまらない表情で

 〇興味津々な表情で

 〇幸せそうな表情で

などであれば子ども達は大人の表情から「楽しさ、安心感、期待感」を感じるかもしれません。

やって見せることも大切

 慣れた保育士さんだと「指示」で子どもを運動させることが多いことがあります。しかし、どの年代の先生も実際に遊んでいる姿を見せることが大切です。先生が楽しく遊び込む姿を見せることで、期待感や「こんな形で遊びたい」などイメージが膨らみます。

逆にあえて「言葉だけで伝える」方法もあります。子ども達は言葉から想像したり何を伝えたいのかを社会性を使って考えたりすることができます。

得意、不得意があって当たり前

 ただし運動遊びを完璧に楽しくこなせではありません。当然、保育士さんにも得意、不得意があります。

ピアノが得意な先生、工作が得意な先生、絵画が得意な先生、運動が得意な先生、子どもと遊ぶのが得意な先生など。

ここで大切なことは「保育をしっかりこなす」のではなく「保育士さんが興味をもって取り組む」ことです。また、もし不得意や苦手意識があれば子どもと共に「どうやったら楽しめるだろう」と遊び方、導入から考えても良いでしょう。考えること、興味を向くことも子どもに考えてもらったり、子どもと一緒に先生も悩んだりすることでより、子どもの目線に近い保育ができるかもしれません。

「遊道」ではそんな保育士さんの遊びへの導入術をサポートさせていただきます。

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