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ワークショップから始まる、0・1歳児の新しい居場所づくり

2026.06.22

 先日、南城市にある馬天保育園から、「0・1歳児の保育室に新しい居場所をつくりたい」というご相談をいただきました。

 馬天保育園では、数年前まで0歳児と1歳児がロッカーで区切られた別々の空間で過ごしていました。しかし、保育者同士の話し合いを重ねた結果、現在は0・1歳児が同じ空間で生活しています。

こどもたちは、これまでより広い保育室全体を使うことができるようになり、それぞれの興味や発達、欲求に応じたコーナーの中で思い思いに過ごしています。

現状の姿と保育者の願い

 まずは保育環境の視察からスタートしました。

こどもたちの一日の暮らしを追いながら、「新たな環境をつくることが本当に必要なのか」「時間の使い方はどうか」「こどもとおとなの距離感はどうか」「集まりやトイレの場面はどうなっているか」など、さまざまな関係性に目を向けながら現状を見ていきました。

午後のカンファレンスでは、午前中の観察から見えてきたことをもとに対話を重ねました。こどもの育ちにとって大切にしたいことや、他園での実践事例などを写真や動画で共有しながら、保育者のみなさんと一緒に考える時間となりました。

ワークショップの様子

今回のワークショップでは、

  • ロフト 1基
  • 平均台のような遊具 1台
  • 端材を活用したテーブル 1台
  • イス 2脚
  • かまくらのような居場所 1か所

を製作しました。

特に印象的だったのは、ロフトの斜面を設置したときのことです。完成を待ちきれなかった保育者のみなさんが、さっそく登ったり滑ったりして使い心地を確かめていました。

その様子を見ながら、「おとなもこどもも、面白そうなものを見つけたら試してみたくなる」という気持ちは同じなのだと改めて感じました。

休み明け、こどもたちが新しい環境とどのように出会い、どのような遊びや暮らしを生み出していくのか。そして、その姿を見つめる保育者のみなさんが何を感じるのか。

こどもと環境との物語が、これからどのように広がっていくのかとても楽しみです。

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