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こどもになったつもりになる

2026.06.03

 先日、八重瀬町にあるしらかわこども園で、「共感を通じて育つこどもとおとなの配慮」をテーマに研修を行いました。

保育の現場では、

  • 共感的に保育をする
  • こどもに共感する
  • 職員同士が互いの意見に共感する

など、「共感」という言葉を通して保育を捉えることが大切にされています。

では、改めて共感とは何でしょうか。

「共感」と「同感」は何が違うのか。
共感的な眼差しでこどもと関わるためには、どのような配慮が必要なのか。

また、共感を一歩間違えると、こどもの思いや意思を、おとなの思いや意思にすり替えてしまう危険性もあります。

研修では、こうした点についてお話ししました。

こどもになって感じてみる

 後半は、何気ない動作をしているこどもの動画を見ながら、
「この子は何を感じているのだろう」
「どのような育ちにつながっていそうだろう」
という視点で、グループワークを行いました。
大切にしたのは、評価したり分析したりする前に、「こどもになったつもりで感じてみる」ことです。

共感の眼差しのための配慮

 ただ、こどもを見ているだけでは、共感的な眼差しは生まれにくいかもしれません。

こどもの姿の背景には、人やモノ、場所といった環境との関わりがあります。また、時間の流れや、自分で選べること、思わず模倣したくなる対象や出来事など、さまざまな要素が影響しています。

だからこそ、おとなは黒子(裏方)のような存在として、こどもが自分から関われる環境を整えたり、必要に応じて提案したりすることが大切です。

こどもの姿に共感することと同時に、その姿を支える環境にも目を向けること。その積み重ねが、共感的な眼差しにつながっていくのだと思います。

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