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価値ある場所は、こどもが教えてくれる

2026.04.17

「うちの園庭は狭いから…」
「使い勝手が悪くて…」
「この場所、いつも人気がなくて…」

園庭の活用方法に悩んでいる保育施設は、多いのではないでしょうか。

先日、南風原町にあるマイフレンズ保育園に伺いました。
園庭で、木材を活用した「遊道(ゆうどう)」あそびを行いました。

普段は正面の園庭が主な遊び場になっています。

そこで今回は、正面の園庭とつながっている横側の園庭にも木材を出し、2つの空間が自然と行き来できるような環境をつくってみました。

こどもの活動から、場所の価値を再確認する

 今回はあくまで「きっかけ」として、2つの園庭をつなげてみました。

この仕掛けから、活動が広がるのか。
それとも、この場所は遊びに適さないと感じて終わるのか。

ついおとなは、「こう遊んでほしい」「こうなるはず」と意図を持って関わりがちです。
しかしその思いが強くなると、こどもの予想外の動きに対して、
声をかけたり、止めたり、教えたりしてしまうことがあります。

今回は、その意図を一度横に置き、
こどもたちの姿から生まれる“想定外”を楽しむことを大切にしてみました。

こどもからの声

 今回、長い板を10本ほどと、短い板をいくつか用意しました。

遊びが始まるとすぐに、
「もっと木はないの?」という声が上がりました。

遊びが広がる中で、「もっとあったら、もっとおもしろくなる」という発想が自然と生まれたようです。

今回はすべての木材を出していたため、
こどもたちは今ある材料の中で、道の形を変えたり、組み替えたりしながら遊びを発展させていきました。

「遊道」が大切にしていること

「遊道」では、まず小さな“きっかけ”を提案します。

そして、こども・場所・素材の関係性の中から、
これまで気づかなかった場所の価値が立ち上がってくることを大切にしています。

価値ある場所は、はじめから決まっているものではなく、
こどもたちの関わりの中で見えてくるものなのかもしれません。

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