先日、南風原町 みらい保育園つかざん園に巡回をしました。午前中は、遊道あそびを行い、ダンボールや新聞紙、テープと玩具などの素材とこどもの応答を観察しました。午後は、職員研修にて、「共感を通して育つこどもとおとなの配慮」をテーマに午前の活動を振り返りました。午睡をしないこどもも遊んだり、一緒に研修に参加していました。
研修が14時30分に終わり、こどもたちも午睡から起き出してきました。おやつまで時間があるということで、園庭に木材を出してこどもの反応を見てみようという流れになり、雨上がり後に1歳から3歳が任意で園庭に出ました。
<水溜りがこどもを呼びます>

<木材の斜面を慎重に進む>
この場面で安易に声をかけると、子どもの集中や試行錯誤が途切れてしまいます。
また、大人の意図が先に立つことで、自分で考える余白が失われてしまう可能性があります。

<砂場に溜まった水 そこに橋をかけました>
A児「落ちたら海に落ちるよ」
B児「落ちたらどうしよう」
嬉しそうにつぶやくと、海にボチャンと落ちました。
表情は、予想通り!!というようです。
「落ちたら海に落ちるよ」という言葉からは、目の前の環境を自分なりに意味づけ、イメージを共有しようとする姿が見られます。

更に薄い板の橋を追加し、たわむようにしました。

素材を少し加えることで、こどもは環境を再解釈し、新しい遊び方を見つけていきます。
既存の遊具だけでは生まれにくい「試す・崩す・想像する」といった姿が引き出されます。
私達保育者は、その味わいを共感的なまなざしで見ながら、保育を善くする議論の種にしていきます。