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ダンボールで形作られたモノとの応答

2026.03.06

 先日、南風原町にあるみつわ保育園にて、遊道あそびを行いました。

今回は、0歳児と1歳児のクラスにダンボールを提供し、こどもたちからどのような応答を見えるのかを観察しました。

こどもたちは、ちぎったり、寝そべったり、ジャンプしたりと、ダンボールを通してさまざまな感触を楽しんでいました。

おとなが作ったダンボールの「人」

 ダンボール遊びの最中、私がダンボールを人の形にちぎり、それを歩かせてみました。

すると、細長いダンボールを持っていたAさんが近づいてきて、「ヘビだぞ」と声をかけてきます。

さらに近くにいたBさんも大き目のダンボールを手に取り「ワニだぞ、がおー」と加わり、即興の人形劇が始まりました。

しばらくすると、Aさんから「その人の形のダンボールがほしい」と言われたので手渡しました。

 その後しばらく様子を見ていると、Aさんは隣の5歳児室の扉の前に行き、ガラス越しにその人形を見せていました。

次に、人形を自分たちのイスに座らせようとします。
しかしダンボールは固く、座らせようとしても反発して元の形に戻ってしまいます。

しばらくすると、今度は人形の首にネックレスのようなものが巻かれていました。

Aさんはネックレスを入れるダンボールの小箱も持っています。
小箱からネックレスを取り出して人形の首にかけ、また箱にしまう。
そんなやり取りを何度も繰り返していました。

素材から遊びが生まれるということ

 既製品や既に準備された(完成された)物も良いとは思いますが、身近な人が、何を作ろうか試行錯誤しながら作って、遊んでいる。その姿を見て、作る~遊ぶ工程を見ることで、こどもは共感的にその人になってみて、真似をしながら相手がどんな気持ちになって遊んでいるのか、作っているのかを学んでいきます。そして、自分なりに応用や発展をし、他のこどもに伝播していきます。

大切なのは、「見せよう」「教えよう」とすることではありません。
おとなが夢中になっている姿が自然と子どもの目に入る環境です。

「遊道」では、暮らしの中にある価値を、活動を通して保育者の方々に伝えていきます。

続きをお楽しみに!

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