先日、南風原町のみらい保育園つかざん園にて、
「こどもの思いを止めない環境づくり」をテーマにしたワークショップを行いました。
保育室から園庭へ出るためにはコンクリートの階段を使う必要があるのですが、段差が狭く、保育者の声掛けや介助が増えすぎてしまうという課題がありました。
そこで今回は、0歳児のハイハイ期の子や、伝い歩き・歩行が不安定なこどもでも、自分で移動できるよう、小上がり兼通路を整備しました。
当日は姉妹園の職員も参加し、短時間ではありながら「自分たちで環境を整える」体験を共有する機会となりました。


段差や移動場面では、保育者の不安から
といった声掛けが増えてしまうことがあります。
また、保育者が手を引いて“練習”として降りることを促すことで、保育者と手をつなぐことで、バランスがとりにくかったり、次の一歩を考える前に足を出すなど、こどもにとって不安で危険な状況を作り出してしまうこともあります。
こどもが自分で身体の使い方を探り、時にはヒヤッとする経験を積むことで、「どうしたら良いか」を試行錯誤していきます。
そのためには、こども自身に任せられる“こどもの幅を意識した環境” が必要です。
加えて、全員を一斉に移動させる方法から個別移動へと切り替えることで、こども一人ひとりが自分のタイミング・方法で移動を試すことができるようになります。

今回は次のような工夫を取り入れました。
これらの変更はすべて、「こどもの思いを止めない」ための工夫です。
遊道では、環境や保育の中で見えてくる課題をもとに、できるだけこどもの意思を尊重した環境づくりとそれらの活動から
こどもがどんな気持ちで、何を味わいながら活動しているのかを保育の種として議論できる保育者の気づきを提案しています。
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