先日、宜野湾市にある赤道あおぞら保育園にて、2~5歳児縦割りの遊道遊びを行いました。
その際にちょうど木製の箱が調理場側に積まれており、それに気づいたこどもがよじ登り、調理場をじっと見ていました。
普段は木箱は低く積まれており、こどもの目線の高さではないため、長い時間じっと調理場を見つめていました。
窓からは調理場全体を見渡すことができ、調理員がそれぞれの支度をしている様子が見えます。


こどもにとって、調理は暮らしの一部になっていますが、調理をしている様子を見ることは普段できません。
「ここにロフトや小上がりがあったら、自分の意思でいつでも調理場をのぞける」しかも料理場全体が見渡せるとても良い条件です。
こどもの姿をから、どうしたら安全にこどもの意思を尊重できつつ、更に自分たちの食の過程を観察できるか など、価値とリスクを天秤にかけながら議論を行いました。
「遊道」では、保育施設の価値やこどもの姿から、保育環境の整備を提案いたします。