先日、八重瀬町にあるしらかわこども園にて、保育環境アドバイスを行いました。
その際に、「園庭の木にブランコを設置したい」という要望を受けて、場所や高さなど、価値とリスクを検証しながら設置をしました。
おとながちょっと引く高さにあえて設定をしました。
設置後、まずはおとながぶら下がって、安全性を確かめます。
しかし・・・
どうやって登ろう・・・
試行錯誤するけれども、登れないおとなをこどもたちの共感に満ちた声援が上がります。
私が挑戦する!!と別の保育者さんが挑戦!!
数回の挑戦を経て、乗ることができました!!
その満面の笑み!!こどもたちも歓声があがり、おとなとこどもの気持ちが同じ位置になっているのかと感じました。
安全チェックを経て、こどもたちの番へ!
こどもが殺到する中、当然、皆がブランコに触れたらできない!
そのとき、「並んで順番にしたら良い」というこどもの提案がありました。
すると列になりそれぞれの挑戦が始まりました。
おとなによる「統制」ではなく、こどもたちが「こうあったら自分も仲間も幸せになれる」ということを考え、納得した上で列になった形です。
挑戦するけどできない!と思っている矢先、1人が乗れました!
その後、挑戦したけれど、乗れなかったおとなは大いに悔しがり、「次こそは!」と再チャレンジを決意していました。
こどももおとなも共に尊敬しあえる関係性がとても素敵でした。