Q.ままごとなどで内面的会話をすることで、何が育ちますか⁉︎
またそのメリットを教えて下さい。
A.ままごとでは質問のように内面的会話を育てることができます。
内面的会話とは例えば「人の行動を見て、頭の中で相手の感情の意図を思い描く」ということです。それにより「相手がこんなことをしたら喜ぶかな?」と考え行動できるようになります。
また内面的会話を育てることで、相手との意思疎通がスムーズになったり、相手が言っていることを理解しようとしたり、空気を読むなどの力を育てることができます。
ジェスチャーなどの姿や形での意思疎通もわかるようになります。
総合すると相手の些細な変化を感じ取り、何を言いたいか相手の立場になって考えることができます。
更にままごとでは、母、父、兄、姉、妹、弟、赤ちゃん、祖父、祖母、犬、猫など様々な役柄を演じることで、それらの気持ちを第三者的に捉え考えて表現できるようになるのでおススメです。
「言葉には心がある」
更にままごとには言葉で100%伝えなくても気持ちを伝えることができます。
料理を作ったお母さんが、「ご飯ができたよ、どうぞ」の一言の中に「おいしく作ったからたくさん食べてね」などの気持ちが含まれ、表情や態度で表すことができます。料理を食べた役の反応も同じです。
言葉としての表現は大切ですが、言葉がなくても通じ合うスキルを養うことも大切ですね。
「遊道」では、子どもの遊びや生活や子どもの性格など様々なことに対して対応し明日の保育が子どもも大人も楽しくなるようにお手伝いをさせていただきます。