先日、豊見城市にある社会福祉法人ゆたか福祉会にて、第2回目の全体法人研修を実施しました。
こちら法人では、全体研修・管理者及びリーダー研修・新規職員研修 と3つのカテゴリに分け年間で研修を企画提案させていただいております。
共通事項は年間を通して「主体性を軸とした子どもと大人の距離感」(共依存から共主体)を考える取り組みを実施しております。
共依存という状態は、例えば大人が
○私がいなければ暴れてしまう
○失敗したらかわいそう
○小さいからまだわからない
○私がいないとどこかへ逃げていく
○泣いているから抱っこしなきゃ(とりあえず抱っこしてしまう)
○教えないと聞かない
など、大人の「心配する気持ち」が優先され、客観的に考えることが難しい状態となります。
一方で、子どもも同じような状態となり、自分で遊びを見つけるよりも、大人の気持ちを引くために様々な行動をおこなうようになります。
子どもも大人も良かれとして行うため、客観的なアドバイスがないと気づかないまたは、わかってはいるが無意識にやってしまうことが多いです。
当たり前と感じるかもしれませんが、組織によって更には学年、クラスによって課題が異なります。
そこに講師から〇〇について全体で考えようとしても、課題が異なるため実施や継続が難しい状態になります。
それぞれが目の前にある課題を知り、議論できることで皆(法人)で目指すことの意味や実施・振り返りが可能となってきます。
改めて、人材の大切さを感じました。
「遊道」ではそれぞれの法人の現状・目指すこと・悩みを踏まえ、オーダーメイドでのサポートを実施させていただきます!