先日、巡回の際に「子ども達がおもちゃを散らかす」「片づけない」そのための対応を教えてほしいとの相談がありました。
子どもが物を大切にする意識はどこで育まれるのか、子ども達の行動をヒントに紐解いていきましょう!
様々な分析のほんの一部です。
上記の写真はおままごとの続きのため、一時保管中の料理のようです。
大切に保管されていますね。
上記の写真は園の入り口に大切にひっそりと置かれていました。
上記2枚の写真から察することは、遊びを続けたいから物を大切に保管している様子が見られます。子どもたちは、一時置いておいて、午後なのか後日なのか、遊びの続きができることに期待をしている姿ですね。
このように「好きな遊びを継続したい」時に物を大切にする気持ちが芽生えるのかもしれません。
しかし、保育施設ではブロックやラキューなどが散乱して、毎回声掛けに苦戦している保育者の声を耳にします。
そんな時は、なぜ散乱してしまうのかを観察してみましょう。
細かなおもちゃはパーツを探す時に散らばる傾向があります。
どうしたら、目当てのパーツが探しやすくなるかを工夫してみましょう。
遊びたいものが見つからず、とりあえず「遊んでいる」場合もあります。
子どもたちの行動は保育環境や関りを考えるためのヒントとなります。
目の前の子ども達の姿を観察してみましょう。
「遊道」では保育者の方の悩みを子どもたちの行動から分析し、対応策を提案させていただきます。