2歳児クラスになると虫取りに興味を持つ子どもが多くなっていきますね。最初は、お兄ちゃん、お姉ちゃんの虫取りについていき、取り方や触り方をよく見て学んでいきます。
今回は、虫取りがもっと楽しくなれる書籍を紹介させていただきます。
最近、様々な書店で見かけえるようになりました。
「沖縄の昆虫」図鑑です!!
沖縄と限定されていることで、家の近くや公園にいるかもしれないという期待感が膨らみます。
東北大学 川島隆太先生の研究によると、辞書で調べることとネットで検索する活動における脳機能を比較したときに、辞書で調べた方が脳機能が活動的になっていたということが分かりました。特に「前頭前野」と呼ばれる部位が活動しているということでした。
「前頭前野」とは、計画性や社会性、葛藤と向き合う力、関連付ける力など、人間が社会生活を送るうえで大変重要な機能となります。また、脳の指令塔として、運動と言語を結び付けたり、視覚と言語・運動などを結び付けたりするための重要な機能となります。
虫取りは、虫を探す・虫を認識する・虫との距離をつかむ・虫の動きを先読みして捕まえる・虫を大切に扱うなど、脳機能と運動機能を連動させて育てることができます。
是非、虫を捕まえた際には持参した図鑑でまたは、家に帰ってからお子さんと一緒に調べてみてはいかがでしょうか?