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生活感と非認知能力の関係性

2021.06.01

 遊道が巡回する保育施設では、子どもの様子と保育環境を観察させていただいております。

その中で、最近薄れていると感じることが「生活感」です。保育施設は「遊ぶ」「学ぶ」といった、遊びが中心となっていることが多いのですが、実は根っこである「生活感」を感じる環境や保育の流れを整えることで、子どもたちの非認知能力である「繋げる力」が育っていきます。


今回は家庭でちょっとした時間に「生活感」を感じてもらうことで、子どもの成長発達に大きな刺激となるポイントを紹介いたします。

0歳から生活を見せることで「繋げる力」を育てる!!

 何を見せればよいの??と思われますが、とても簡単です。普段の家事を子どもに見せるだけでOKです。

料理・掃除・洗濯・服たたみ・園の準備 など、普段の生活を見せてみましょう。

普段の生活を見せることで、子どもたちは「なぜそれをやっているか」が繋がりわかるようになってきます。

例えば、

料理をするには食材が必要だ!

それはスーパーに売っている。

スーパーで買い物をするにはお金が必要だ。

だからお父さん、お母さんはお仕事をしている。

今日の晩御飯にはスーパーで買った〇〇を使うみたい。

料理は僕たちの栄養になって、元気に遊べるための力になる!!

など、生活を見せることで、実に様々なことに興味を持ち、関連性に気づくことができるようになります。

あえて言葉に出すことで、言葉と行動がつながる

 特に2~3歳児は「これな~に??」と質問攻めの時期となります。この「これな~に??」時期に付き合うことで、より一層行動と言葉が重なり、関連付ける力が飛躍的に育っていきます。保護者の方にとっては、「毎回同じことを聞いて!!」となる場合がありますが、余裕があるときに付き合っていただければと思います。

家庭で社会の基礎力を育て、保育施設で応用、実感と自信につなげられるようになればと思います。

「遊道」では引き続き、保育施設サポートや家庭支援のお手伝いをさせていただきます(^^♪

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