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物理的な感覚を遊びで学ぶ。木材から始まる関係性と探求

2026.02.27

 八重瀬町のしらかわこども園にて、園庭の環境を活かした「遊道あそび」を実践しました。

決まったルールはありません。そこにあるのは、さまざまな長さや厚みの木材。興味を持ったこどもから一人、また一人と加わり、異年齢のこどもたちが混ざり合う自由な時間が始まります。

最初はただ木の上を歩くだけだったこどもたち。しかし、次第に「もっと高くしたい」「こうすれば渡れるかも」と工夫が始まります。厚い木、薄い木。素材が変われば、踏んだ時の「しなり」も変わる。その微妙な変化を、足の裏や全身で感じ取っているようでした。後ろのこどもは、たわみを利用してトランポリンの様に飛び跳ねています。

圧巻だったのは、砂場に架けた4メートルの長い橋です。一人、また一人と渡る人数が増えるたび、木材は大きくたわみます。「おっとっと!」とバランスを取りながら、重さと素材の関係を肌で感じていくこどもたち。慎重に渡っていきます。大きく転倒する姿もありましたが、再び橋渡りに戻ります。

おとなが道を作るのは、最初だけ。いつの間にかこどもたちは自分たちで木材を運び出し、「ここがいい!」「次はこうしよう」と、場所や素材を組み合わせながら、遊びが次々と変化していきました。

素材とストーリーの組み合わせで遊びをさらに深める

水遊び用の雨樋も活用しています。両端に置いてあるコーンは、休憩所とのこと。ここに手をかけて休むようです。自分たちでストーリーを作りながら、意味づけをしています。

この小さな木材は、人間を襲うサメという設定とのこと。サメに気づかれないように進んでいきます。自然と足の位置や足を上げる高さも慎重になり、身体を正確に操作するようになります。ストーリーを付けることで、単純な遊びも複雑に見え、スリルを感じるようになります。

この続きはまた後日。こどもたちの創造力は、まだまだ止まりません。

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