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まだ未完成。でも、やってみたい。ロフトをめぐる応答

2026.02.13

 先日、南風原町にあるマイフレンズ保育園にて、遊道あそびの巡回を行いました。

園内では、ちょうど新しいロフトの建築が進んでいました。
これは、園内で学童保育を開始するにあたり、一級建築士の井上寿氏と園が協議を重ね、学童の居場所として設計されたものです。現在はまだ建築途中。骨組みが見える、まさに“未完成”の状態でした。

その日、3・4・5歳児の異年齢が集まり、「今日は何をしようか」と話していると、建築中のロフトが目に留まりました。

おもしろい遊びを思いついた! のやり取りを通じて

※職員と協議をして、あえて条件を付けて遊びに活用しております※

私が、こどもたちに「このロフトを使って遊んでみたい」と相談すると

すると――

A児「使っていいよ!」
B児「でも、まだ作っている途中だから、登っちゃいけないってよ」

私「骨組みはできているから、大丈夫そうにも見えるけどなあ」

A児「〇〇先生に聞いてみたら?」
C児「園長に聞いてみたら?」

私「園長さんは打ち合わせ中だから、〇〇先生に聞いてみようか」

数名のこどもたちと一緒に、保育者のもとへ向かいました。

相談を受けた保育者も悩みます。
「どうしようか……柱からだと簡単に登れてしまいそうだよね」

数名でしばらく協議。
その様子を、こどもたちはじっと見つめていました。
言葉だけでなく、表情や空気を読み取るように。

そして今回は、条件付きで使用可能となりました。

保育者も「全面的にOK」とするのではなく、ロフトで遊ぶ価値とリスクを天秤にかけながら、どうすればリスクを下げられるかを考え、提案しました。

こどもと相談し、互いに提案を出し合い、試してみる。
すぐに肯定するのでもなく、頭ごなしに否定するのでもなく。

こどももおとなも、自分事として関わる時間になりました。

モノからつながった共感

おとなの会議をドキドキしながら見守り、
「使えるようになった!」と喜ぶ子どもたちの姿。

未完成のロフトは、
未完成だからこそ生まれた対話の場だったのかもしれません。

「危ないからダメ」以外の選択肢を、どれだけ用意できているだろうか。

未完成の空間は、実は未完成の対話のチャンスなのかもしれない。

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