先日、豊見城市にある社会福祉法人ゆたか福祉会にて全体法人研修を行いました。
今年度は、「主体性を軸とした子どもと大人の距離感」という大きなテーマの下、第1回目の研修を行いました。
子どもと大人の距離感はどの保育施設でも課題となっており、通年通して子どもと大人の距離が近すぎると、子どもは環境よりも大人と遊ぶことや大人の気持ちを引き寄せる行動をとることが多くなります。大人もそんな子ども達に応答しなくては!手助けしなくては!危ないかもしれない!わからないかもしれない!と子どもに関わり過ぎてしまい、大人と子どもの依存関係が強まってしまいます。
本当の意味で子ども達を見守れるようにと願い、今回の研修を計画しました。第1回目は環境から子どもと大人の距離を考えます。
子どもたちが環境で遊んでいると、「近くにいないと危険」「何をするかわからない」「死角が怖い」と言った理由から、子どもとの距離が近くなりすぎてしまいます。子どもも大人も安心し安全に活動できるようにお話をしました。
①公園と園庭の違い
②安全安心から見るリスクとハザード
③各園の事例を紹介
④妄想大会
を行いました。
基礎の知識を知ったうえで、更に様々な事例を見ながら環境を考えていきます。
妄想大会では、6人1チームに分かれて園庭や室内の図面を作成したのですが、時間が足りず後日、改めて各チーム動画にて発表することとなりました。
早めに仕上げたチームに発表してもらいましたが、やはり自分たちで意味づけして作っているので非常に安心と安全を感じるような内容でした。
「遊道」では、保育者が子どもの姿からヒントを得て、自分たちで環境整備を試し進めていけるようサポートさせていただきます。
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